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2018/11/15 14:52

この度は、私の思いがたっぷりと詰まった

セラミド成分配合の乳液状保湿美容液「単(ヒトエ)」を

見に来ていただき誠に有り難うございます。

 

また、すでにご支援いただいている皆様!! 合わせて御礼申し上げます。

 

まだまだ伝えきれていない思いを

 

    柳原智子の『化粧伝(けわいでん)』

 

と称し、さらにこちらでご紹介させていただきますね。

是非ご一読下さい。

 

 

柳原智子の『化粧伝(けわいでん)』①




  

お肌に直接使う基礎化粧品

 

あなたは今

 

使っている化粧水、乳液が、どんな役割を持っているのか

いえお肌とどのような関係があるのか知っていますか?

 

これは化粧品と50年以上も付き合ってきた私が

化粧品業界のあまり明かさなかったお話


そして

 

女性の皆さんに知っていただきたい

色々なことを順次書くことにしました。

 

先ず疑問に感じたこと。

 

それは

 

子どもから大人まで

男女とも

頭の先から足元まで多種多様な化粧品を使うこの時代に

 

何故

 

正しい化粧品の知識

強いて言えば皮膚の構造化粧品の役割

メイクアップの方法などを学校で教えてこなかったのかな・・・・・・・

 

ということです。

 

そう感じたのは、

 

私が昭和57年に、主婦から 花王株式会社 に入社し

『花王ソフィーナ』という化粧品の発売に携わった時だと思います。

 

当時の女性は

結婚退職したら再就職の道はほとんどありませんでした。

 

結婚し子どもを出産。

子育てが女の役割というのが当たり前の時代。

勿論、男女雇用均等法などない時代でした。

 

そんな時代に

 

どういうわけか我が夫は

女性の能力を過信していたのか

私の再就職に積極的でした。

 

3人の子供の子育てに忙しい私は

夫の説得により、しぶしぶ入社したものの

 

というのは

 

当時、ソフィーナは発売前で

本社には女性一人。

私が採用されただけ。

 

慣れない再就職に私は戸惑っていました。

 

なんせ、資生堂を結婚退職してから

10年以上のブランクがあるのですから

コピーをとるのさえ戸惑ったほどです。

 

さて、化粧品の話に戻りましょう。

 

洗顔して、肌を整えてメイクをする。

化粧に始まり、化粧に終わる

大人の女性の一日。

 

現代女性の身だしなみとして化粧が当然ということに

異を唱える人はいないでしょう。

 

歴史的には、

江戸時代の書物にも化粧が女の身だしなみとして流布された

 

「都風俗化粧伝(みやこふうぞくけわいでん)」

 

に詳細が記されています。

 

昔のほうが、女性の身だしなみに関してはしっかりしていたようで

嫁入り前の化粧品の準備などとっても詳しいのです。

 

あふれる化粧品に囲まれているのに

メイクテクニックも正しく学ぶ機会が

社会人になるまで少ない

 

いや

 

なかには全くない女性が多い現代とは

雲泥の差です。

 

昭和の時代

高校卒業時に、大手化粧品メーカーが講師を派遣し

学生の中からキレイな女子をモデルに選んで

化粧品の講習が行われていました。

 

しかし

 

この講習がメーカーの宣伝に当たるとして廃止され

 

その後

 

一部の化粧品店の主催で化粧講習が行われていました。

が、最近は全く開催の話は聞きません。

 

この講習が、女性にとって

最良の身だしなみ講習かどうかは別として

 

手取り足取りの講習はなくなり

最近ではほとんどの女性は

雑誌やテレビのタレントメイクを参考にし

さらにはインターネットの普及で

ネット検索でメイクの情報を収集しているのが現状です。

 

しかし

 

私が短期大学で教えている限りでは

決して情報量が多いとは言えず

きちんとメイクを理解している学生は

この13年間いませんでした。

 

メイクテクニックは別として

まずメイクを引き立てるためには

 

【肌を整えるスキンケアの重要性】

 

を、しっかり教えるメディアは

なかなか見つかりません。

 

そうなんです。

 

だって

 

メーカーごとに勝手な美容法を教えているのですから

無理なんですね。

 

何が正しいのかわからないのです。

 

 


~柳原智子の『化粧伝(けわいでん)』② へ続きます~